2009年02月04日
スポーツ施設への支援事業
長崎市の柿泊について書いたら結構反応が多い。
やはり、みんな気にしてたんだなぁ・・っと。
さて、今日は具体的に活用してみたらっという制度等を書いてみる。
まず長崎県の経済状態から言うと、それはかなりヒドイ状態。全国でも下から10番以内に入る経済力の無さ。その県都たる長崎市の状態も同じような状況。それはそのままスポーツの予算にも出ている。
例えば過去の市のスポーツ振興計画のパブリックコメントから幾つか拾ってくると・・
「柿泊まり陸上競技場に照明設備をお願いしたい」というコメントへの市の回答は「財政状況が厳しい中、早期実現は困難な状況です」
「市内に芝の広場をお願いしたい」というコメントへの市の回答は「維持管理が難しく、多額の経費を要する為に慎重に検討していきたい」
「市営ラグビー場、サッカー場に少年用ゴール2組設置出来ないか」というコメントへの市の回答は「毎年利用件数は増加しており、そういう要望もあるが今後の状況を見た上で検討したい」
(出典 平成16年10月19日 長崎市スポーツ振興計画素案へのパブリックコメント募集の結果)
照明だろうが、芝だろうが、少年用ゴールだろうが要望出たって実行しない・・
予算が無い。それは判る。ではあらゆる予算削減法を検討しているのか?っという点。
例えば、JFAが行っている「都道府県フットボールセンター整備助成事業」。
要は、各地方に「フットボールセンター」というべきサッカーの中核施設を作る計画にJFAが補助金を出す制度。助成対象者は県サッカー協会でも都道府県でも市町村でも法人のスポーツ団体でも構わない。
グランド、照明、クラブハウス等を作る費用に対して最大で総額7500万までを助成する制度だ。計画1件で7500万。つまり、計画を複数に分ける事で・・・。福岡にある雁ノ巣のフットボールセンターなんかは、この制度を何度も活用している施設だ。
平成20年度だけでもこれだけの施設が認定を受けて補助を受けている。福岡県なんて何度目だ?長崎は1度も活用していない。
ちなみにこれらの予算はJFAから出ている。JFAの収入は大型スポンサー等もあるが長崎県協会が登録選手やチームから集めたお金も収入源である。そのお金を長崎県は活用しきっていないような気がするのは俺だけ??
更に、現在っというか・・ちょうど1月31日で2回目の締め切りが終ったから3回目待ちになるが・・「JFA グリーンプロジェクト」というポット苗無償提供事業がある。
ポッド苗は本来、スタジアム向きではないが、それでも土やハゲ放題の芝の何倍もマシだ。手入れに関してもスタジアム等と比べても格段に安い。この事業を他の公園等に導入する事で結果的に予算が浮くケースもある。
長崎では南島原市の新切保育園が導入している。
新切保育園の園庭緑化 プロジェクト
他にも千葉のふくだ電子アリーナは災害時の消防・自衛隊の指令基地、資材集積場とする事で国から補助金を得て建設している。
現在、サッカー専用スタジアムの建設を計画しているガンバ大阪は150億と言われる建設費用の捻出方法に地元企業やサポーターからの支援を求める手法を取り入れる事になっている。
V・VAREN長崎だけの問題ではなく、これは全てのスポーツに関わる問題だと思って見ましょう。長崎市だけでなく全ての市に関わる問題だと思ってみてください。
そしてもう一度考えて下さい。
「財政状況が厳しい中、早期実現は困難な状況です」
多額の経費を要する為に慎重に検討していきたい」
切羽詰る程に考えて出された答弁だと思います?^^
くだらないネタでも蘇ればフェニックス!
週末のファン感とかボーリングとか
もの凄く久々にブログを書いてみた
久々に書いてみよう
熊本での食~分かち合う苦労の味は~
まぁ〜ようするに長崎市の意見をまとめるとVファーレンは応援しますでもお金は出しませんって事ですね[E:typhoon]
長崎生まれの長崎育ちである自分からしたら、ヒロさんの意見に全く同感。さらに、長崎が好きだからこそ、何とかならないかとも思います。
フットボールの面からも長崎を元気にしていこうや、と長崎の人たちに呼び掛けていきたいです。
こんな制度があるなんて。
ひろさん議員になりませんか?[E:catface]