2008年04月29日
世界の書評から(世界じゃないけどね)
ちょい前に発売されて、買う気満々だったんだけど、
V・VAREN長崎サポーターズフリーペーパー 「ナガサキスタンダード」や
ホーム開幕戦コレオグラフティ(マスゲーム)の準備やら作業に追われまくっていて、とても余裕がなかったので我慢してきた
サッカー批評とサッカー番長の2冊を買い行ったら、ウチのチームが表紙になっている
股旅フットボールがあったので3冊まとめ買い。
「股旅フットボール」
休刊となった「J+」で連載されていた物に加筆・訂正を加えたもので、V・VAREN長崎が表紙だ。しかも帯書きは、J以下のカテゴリの総元締めの1人みたいな岐阜の(今の所)サポーターの我がマイミクが書いている。
06年の地域決勝最終戦の「長崎vs岐阜」がいかに著者の宇都宮氏に衝撃を与えたかよく判る。ちなみに宇都宮氏は昨シーズン末にスタンダードの増刊を発行した時も「1部わけて欲しい」とコンタクトしてきており、長崎には注目しているようだ。
現場に何度か顔を出しているだけあって、臨場感も時系列の組み合わせもも上手いと思ったが・・気になったのは、彼の視点がどこまで行っても「中央から見た地方」、「日本サッカー界全体から見た地域リーグ」っと言う風にマクロからミクロを見る視点だった事。
旅行ガイド誌で言えば東京在住の長崎通が書いたと言えばいいか・・。
こちら側の「地方から見る中央」「地域リーグから見る日本サッカー界」「ミクロから見るマクロ」な視点がなくて、現場の人間から見れば物足りなかった。
まぁ、狙うべき客層が俺らではないんだろうからね、全国向けは・・。
「サッカー番長」
戦術論の塊で嫌味な人なんだけど、言い切る姿勢は好きだ。
この本では戦術論ではなく日本サッカー界のスジ論を示す事や、それぞれの価値観を提示していた。ただ、同じ調子で延々と続くので途中くらいまで一気に読みしてから、少し中だるみが出てくる。
でも、岡田武史監督就任に関する部分や協会の代表チームに対するプロモーション等のくだりを見ていると、「世界の中の日本」と「全国の中の長崎」の立場が実は似ている面もある事に気付いて(予算とかは別だけどね)、色んな部分を長崎に置き換えてみると面白いと思う。
サッカー批評は・・まぁ、いつものサッカー批評だ。おもろいなぁ。
最近読んだ本をツラツラっと
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