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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2014年11月10日

2014 J2第40節 長崎vs.ヴェルディのこと

 長崎国体も終了し実に1か月ぶり以上となった県総でのホームゲーム。
前夜まで雨が降っていて天気が心配されたが試合の時は曇ってはいるが悪くない天気。
由紀彦君引退発表後最初のゲームだし、ジャパネットデーだし、残り2試合しかないホームだし・・と
大黒摩季の「ら・ら・ら」の歌詞、「こんな年だし、親も年だし、あなたしかいないし・・」みたいな感じだ。
前節の愛媛FCとの試合で素晴らしい試合を見せていたこともあり期待は高かった。

 試合は三歩進んで2歩下がる的な評価の難しい試合となった。
降格圏がチラつくヴェルディは球際が非常に激しく、開始から予想外のハイスパートで走ってきた。
これに主審のジャッジが不安定なことも加わって長崎はヴェルディにペースを取られる。
ヴェルディの左SBの安在和君や中盤の二ウドが積極的に攻め上がり、
右からは澤井君がクロスを入れ、前線の平本・前田君にドンドン仕掛けさせる。
元々ヴェルディはテクニックのある選手が揃っており、それに運動量と積極性が出ると怖い。
長崎もヴェルディDFの裏を狙って何度かチャンスを作り、
一方的にやられなかったものの、ヴェルディのペースで前半を終了。

 後半、長崎は前線のターゲットを増やして前でボールを持てる事を狙い奥埜君を下げて佐藤洸君を投入。
また、前半はDFラインが下がってしまい、前後に布陣が間延びしてしまうシーンも見られたが
三原君が前に出て前と後のスペースをつないでいく。
更にヴェルディがハイスパートのツケで動きが落ちてきたこともあり長崎がペースを握る。
終盤には猛攻を仕掛けたものの・・得点を奪えずにドローとなった。
共にチャンスは作っていたのでどちらかに決定力があれば試合は決まっていたと思う。

 さて、これでプレーオフの可能性は数字上、完全に消えた訳だが、
得点数は昨年が48で現在は45。
リーグ随一の堅守と言われた去年の失点は40で現時点での今季失点と変わっていない。
得失点の数字上は6位の昨年と殆ど同じであり、
昨年以上に他チームに警戒されていることを考えれば悲観すべきものはないと個人的に思っている。
今年、V・ファーレン長崎のリーグ通算攻撃回数は1試合平均148.7でリーグ2位。
逆にリーグ通算被シュート数は1試合平均7.67でリーグ首位。
チームとしてチャンスを作りピンチは防げていることが判る。

 あとは、細部をつき詰めていくことが出来れば・・な状態だ。
この細部になると選手個々のレベルも関わってくるし、強化費も関わってくるので大変だが
あと幾つかのパーツガチッっとはまるはずだ。
そこを焦って短絡的な方法をとれば目先の結果は出るだろうが・・そんなのは望まない。
その辺をしっかり見極めて、見守るべき部分は見守っていきたいものだ。

 試合後はライター仕事を終えて帰宅の途へつく。
だって月曜は仕事だし、しっかり働いて土曜日に休みを貰わないとなのだ。
そんな週末。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:35Comments(0)V・V長崎