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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2014年10月05日

~強風が崩すプラン~2014年 J2第35節 長崎vs.岡山のこと

 ファジアーノ岡山とのJ2第35節は1年半ぶりとなる長崎市でのホームゲームだが、
長崎にとって集客上、鬼門の土曜開催。しかも昼。地味に効く往復ビンタみたいなものだ。
いつかJ1に昇格する日を夢見続ける長崎ではあるが、J1の土曜開催だけは怖いのである。

 そんな中で行われた試合だが、色んな意味で想定外のゲームとなった。
台風接近の影響なのか?晴れているのに強烈極まりない突風吹きまくる。
余りの突風にT.M.Revolutionゴッコでもやって、
「♪凍えそうな 季節に君は 愛を どーこー云うの?
 そんなん どーだっていいから 冬のせいにして 暖め合おう♪」
とでも歌いたくなるが、それこそ
そんなん どーだっていいから試合観ろよ
と言われそうなのでやめておいた。僕も大人になったものだ。

 しかし、実際にはその突風が双方のプランを大きく狂わせる。
この試合に向けてチームはしっかり準備していたのだけど・・。
6分、強風でクリアが戻され変なコースになった所を、
岡山の片山君にカットされ打たれたシュートは久保君に当たって失点。0-1。
試合後、髙杉君が「強風ということを考えてしっかり切る所まで集中すべきだった」と振り返ったが、
予想を上回る強風に対して感覚を修正し終わる前にやられてしまった。

 この想定外の失点で、高木監督の表現を借りれば、
ゼロからのスタートではなく、マイナスのスタートとなってしまった長崎。
岡山はコイントスでピッチを入れ替えてまで風上を選んできた訳で・・してやったりな展開だったろう。
これで楽になった岡山は素早い攻守切り替えで守備を固める。
最近の試合で長崎の素早い攻守の切り替えを前に、
讃岐や大分が攻めあぐねるシーンを見ていたが、それを長崎がやられた感じだ。
前半はシュートの積極性を欠いたシーンもあって、長崎が攻めあぐねる形となり0-1で前半終了。

 後半、風上に立った長崎は奥埜君を下げてスティッペ君を投入。
前線で起点が出来たことで長崎の攻撃は徐々に活性化。
だが、やはり強風の影響で大事な場面でボールがつながらなかったり、クロス精度を欠き得点出来ない。
長崎ベンチはその後も洸一君に変えて小松君、東君に変えて黒木君を投入し、
前線3人をガラリと変え、攻撃の形を徹底させる。
それでも届かないか・・と思われた88分に右サイドから石神君の送ったボールに髙杉君が合わせ1-1。
強引に同点に追いついて1-1で試合を終了した。

 風と立ち上がりの失点で苦しくなった中、力技で同点に追いついた点はチーム力を感じさせる。
何より守備がしっかり整った相手に、前線に起点を作って
2列目、3列目がドンドン飛び出していくという攻めが出来たのも良かった。
しかし、シュート精度、クロスの精度を大きく欠いたことで勝ち点3には出来なかった。
この部分は個の問題でもあるので一朝一夕で解決は出来ないが・・。

 試合後は取材やら何やらを終えて”はち蔵”へ行きペーニャに参加。
その後は大き目の原稿の締め切りが火曜の昼までなのて、軽く食事を取って早めに帰宅。
僕の中では「そんなん どーだっていいから体調のせいにして、酒でも飲もう」と
リトル藤原が激しくT.M.Revolutionゴッコをやっていたが、所詮リトルなので影響は無かった。
問題は僕の中のビッグ藤原が
「そんなん どーだっていいから 年のせいにして眠りにおちよう」と本当に寝てしまったことだ。

なので原稿は・・まだ出来てません。やばいぜ、俺!

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:29Comments(0)V・V長崎