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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2014年06月17日

第25回長崎県選手権

 2005年にV・VAREN長崎が誕生した頃に
一番周囲の人に「どんな大会なの?」と聞かれた記憶があるのがこの大会だ。
サッカー界の人たちには常識なのだけど、
新しく見始めた人はよく判らない人も多いのであらためてちょっと書いてみる。

 長崎県選手権は原則として長崎の全てのサッカーチームで争う長崎王者決定戦である。
同時に天皇杯の長崎県予選も兼ねている。大会の形式はトーナメントであるが、出場枠は時々変わる事もある。
例えば、V・VAREN長崎が初めて参加した2005年の長崎県選手権は、
県内サッカーチーム中で最も高いカテゴリであったKYUリーグに所属する三菱重工長崎SCとV・VAREN長崎。
県内の大学予選を勝ち抜いた大学代表1チーム。県内の社会人チーム予選を勝ち抜いた1チーム。
更にこの年はチーム数の調整もあり高総体ベスト4以上に入った2種(高校)4チームの8チームで行われたトーナメントだった。

 数年前にはKYUリーグの三菱重工、大学代表、社会人代表、高総体王者の4チームと
決勝戦から登場するスーパーシードのV・VAREN長崎という図式となり、
V・ファーレンがJリーグに昇格を決める2013年までこの制度だった。
V・VARENとしてはスーパーシードで決勝から出場して重工に敗れたこともあり、
大層申し訳ない思いをした事もあった制度でもあった。
昨年からはKYUリーグの重工、大学代表、社会人代表、高総体王者の
4チームによるトーナメントで行われている。

 今年の社会人代表は島原SCでMD長崎などの強豪を破っての代表権獲得だったが、
に三菱重工との1回戦で2-8で敗れている。
大学代表は長崎総合科学大学。
基本、大学代表は長大が常に本命でこれに長大医学部などが時々という図式だったので新興勢力だ。
総合科学大は数年前から長崎総科大附サッカー部の部員が進学しており、
長崎総科大附が選手権に初出場した時のGK田中君などが在籍している。

 高校代表は明日の木曜に決定戦が行われる。
例年ならば高総体王者の海星高校で決まりなのだが、今年はV・VAREN長崎U-18との決定戦が行われる。
これまで長崎県にはU-18のクラブチームが一つもなく、全てのU-18チームは高総体に参加していたが、
県内初のクラブチームであるV・VAREN長崎U-18は登録の都合上、高総体に出場出来ない。
この為に高校代表vs.クラブチーム代表の形で実現となった。
勝った方が2種代表として長崎総合科学大と県選手権を戦う事になる。

そして、更にその勝った方が三菱重工と戦い、優勝チームは県総で宮崎県代表と戦うのだ。
ちなみに・・天皇杯で長崎のチームは3回戦までしか突破したことがない。
J2として登場するV・VAREN長崎、県王者として登場する長崎代表。
どちらにも天皇杯3回戦の先を狙ってほしいものだ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:13Comments(0)その他フットボール