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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2014年05月12日

2014年 J2第13節 京都vs.長崎のこと

 日曜はULTRAのバスに同乗させて貰い鹿児島へ向かう。
鹿児島は大学時代にとても長く住んでいた場所だが、街並随分と変わっていて別の街のように感じる。
かすかに「焼肉 なべしま」を見つけて頭の中で
「みんなで焼肉食べれば~♪なべしまホントにいい気持~♪」、
KKBの建物を見て「K~K~B~♪かごしまほ~そ~」とCMを思い出す程度だ。

 鹿児島は前日に桜島が噴火して灰が結構降っている。
鹿児島生活経験があるので別段気にはしないが、それでも灰は嫌なものだ。
ただ、降っている灰を見て「ミリオンヘアー」を思い出す。

友人で大島造船勤務のO友晋さんやその後継者を目指す銀行員の黒澤Tけるさんに教えてあげたい。

 さて、試合。
京都は4-3-3の布陣なのだが、中盤の3枚は中山と工藤が前目の為に実質はジャイロの1ボランチ気味。
その周りを長崎の奥埜君、黒木君が動き回り、左サイドでは野田君がチャンスを作っていった。
だが、野田君の攻め上がりには石櫃君が、中央からの展開には酒井、オ君が立ちふさがり、
セットプレイではバヤリッツァ選手の高さと・・要所で力のある選手が個を活かして止めてしまう。
その最たるものが京都の大黒君で、1タッチで裏をとって、その時の動きがとにかく鋭い。

 後半立ち上がりの失点も、ゴール前で大黒君の飛び込みに守備が集中し三平君へのケアが一瞬遅れたものだ。
ここまで京都の個を抑えていたのだが、この失点で勝利の難度は上がってしまったと思う。
結果的に得点を狙いに行かざる得ない長崎の裏を突く形で、
カウンターから抜けた大黒君を山口君が倒してPKを与え2失点目。試合はこのまま0-2で終了。

 主導権を握りながら最後の所を突出した個でひっくりかえされる。
磐田戦に似た展開だ。上を目指す上で長崎にとっての壁と言えるのだろう。
長崎が目指す方向性や試合内容はブレていないだけに今は皆でチームの背中を押していきたい。

 試合後は鹿児島の隠れた名物”炊き肉”を食べに行く。


半端ない美味さで、野菜嫌いの僕が野菜も一緒に食べてしまうと言う、
食わず嫌いのお子様をお持ちのお母さんもビックリなほど食が進み、最後はうどんとおじやで〆。


この炊き肉を食べたいので鹿児島のチームが早くJ2に上がってほしいと思ったりした。
とりあえず天皇杯とかはどうだろう?
そんな事を考えながら長崎に日付の変わった1:00頃に着。

 ウルトラはその後、バスの返却や清掃に入る。作業に1時間。バス返却場所から家まで更に1時間。
車内清掃、窓や外観を拭き、積んでいた荷物を自分らの車に積み替える。
僕がウルトラだった頃、その作業は中々大変で特に冬は雑巾が冷たくて辛い時もあった。
そして、他のアウェイツアーを利用できない理由の一つでもあるが、
応援をする為の道具は結構かさばるし重い。それらを積むスペースとして一定の席は開けて置かねばならず、
更にウルトラの方針として子供から運賃は取らない為、乗車人数によっては赤字になる事も珍しくない。
僕がアウェイに気安く行けるのも、アウェイで青とオレンジのバンデーラが誇らしく翻るのも、
そういった見えない苦労が支えているのだとしみじみと思いそっと手を合わせる。
(じぃちゃん、帰ってきたばい)
そんな週末。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:07Comments(0)V・V長崎