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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2014年01月23日

新しいチームとクラブに求める最初の2つ

 始動日から既に10日弱。
完全に2014年仕様のV・VAREN長崎がスタートした。

 クラブを去った選手は昨シーズン中にレンタル元へ復帰した呉、舞行龍君を含めれば14名。
シーズン頭から期限付き移籍をした杉山君、松尾君を含めれば16名となる。
この数は所属選手数が40名を超えていた頃の2005年を除けば
20名弱の大量退団者を出し、尚且つ契約更改時の選手、ファンへの対応に失敗して
チーム内外に大きな動揺を引き起こした2010年シーズン後以来の数だ。

 無論、所属GK総入れ替え状態になった事であるとか、主力であった岩間君、金山君を始めとする移籍は、
サポーターに大なり小なりショックを与えているが、例年に比べて動揺は少ないと感じる。
この辺は高木監督と服部強化部長の手腕とフォローの賜物だろう。

永遠にプレイする選手はいない。
引退、退団・・色んな理由で必ず別れは来る。
それはファンも十分に認識しているのだから、
しっかりとした対応をすれば動揺は最小限に抑えられる事を証明したと思う。

 一方で加入は12名。
多めではあるが、バランス的に悪くない補強だ。
新体制発表記者会見で、懸念されていた得点力と言う点でFW補強が1名である事を挙げて、
補強の狙い、ポイントを質問したが、高木監督の答えは
「打率を上げる事で得点力を上げると理解して欲しい」との事だった。
本音を言えば得点力のあるFWを獲得したかったのかもしれないが、
昨年の路線をしっかり継続しており、不安は少ない。

 李コーチを招聘しフィジカルトレーニングを積んでおり、
ハードワークという意味でも昨年の路線をしっかり踏襲している。
昨シーズン後に多くのコーチングスタッフが「来年もベースは継続する」と語ったが、
補強にもチームの強化プランにもそれはしっかり表れていると言えるだろう。

 一方で懸念を上げるとすれば守備だ。
やはりGK陣が総入れ替えになり、岩間君が抜けた影響は小さくない。
金山君、岩間君は昨年のMVPクラスなのだから当然の話なのだけど・・。
ボランチには三原君が入り、GKに大久保君や中村隼君が加入し、
選手の能力的には問題はないが、連携、選手同士の呼吸、信頼感などはまだ未知数だ。
とは言え、少し厳しい選手事情であっても柔軟な起用で昨シーズンも乗り切った高木監督のこと、
今年も予想以上に選手を活かしていく事だろう。

 一方、フロントの方も今年は「Jリーグ1年生」などとは言ってはいられない状況で
プロクラブのフロントスタッフとして求められる物は非常に高くなる。
性根を据えて頑張ってもらいたいし、その為に色んな協力もやっていこうと思う。

フロント業務と言うのは営業や試合運営、地域密着など色々あるが、
トップチームの選手やスタッフに対して行うべき仕事の基本は
トップチームの選手やスタッフの”理由(言い訳)”を一つ一つ潰していく事だ。
「練習場に問題がある」と言われれば練習場問題の解決を行う事だし、
「対戦相手のデータが足りない」と言われればデータを集める事だ。

全ての”理由(言い訳)”を潰す事は永遠に出来ないかもしれないが、
それを繰り返してトップチームに一切の理由(言い訳)を言わせずに
結果を要求する事が出来るように動き続けるのがフロントのチームへの最大の仕事だと思う。

そう言った意味で、今年は

1練習の確保!
2アウェイ帯同メンバー数を常に18名フルに連れて行けるように!

を目に見える仕事として求めたい。

1に関しては昨年からの問題で言わずもがな。
2に関しては最大18名をアウェイに連れて行けるのと
16名だけでは、監督が試合中に打てる手の幅が変わる。
あと2名を連れて行く行かないで勝ち点に僅かな差が出て、
その勝ち点差で順位が入れ替わる事もある。

どちらも、現状ではかなり難しい仕事であるが、
1と2が出来た時、V・VARENは本当の意味でプロクラブになれると思う。

とりあえずそんな事を考えながら、
「お前もきちんと仕事しろ」と言われないようにやれねばならないな・・
と気持ちを引き締めつつ、totoが当たった事の事ばかり考える。

目指せ6億!食って、寝て、フットボールの自堕落生活!  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:56Comments(0)V・V長崎