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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年11月30日

冒険譚

今夜から京都へ向う。
V・VARENで京都で初めて試合をしたのは2009年のJFL、佐川印刷戦だった。
当時のV・VARENは最初のJ2昇格を断念した直後。
昇格断念直後の長崎は佐川に猛攻をかけて勝利した。
気持ちが良い位の大勝だった。

でも、後に多くの選手が語るとおり、昇格断念の余波と言うのは時間が立つほど大きく重くなる。
印刷戦の後、次第に調子を落とす長崎は嵐の中の船のように荒波にさらされ、
その年のシーズンは真っ黒い気持ちで終える事になった。

それ以来、次のシーズンも、その次のシーズンも京都に行くとそれを思い出していた。
それから4年が立って・・ようやく別の記憶に差し換わるチャンスが来た。

すごく正直に言うと、もうクラブが街にある事、クラブと一緒に生きる事自体が最高に楽しいので
何が何でも勝ってJ1に行きたい訳でも、J2が身の丈であろうとか思ってもいない。
そんな事はもう二の次三の次だ。

どのカテゴリでもV・VAREN長崎はV・VAREN長崎でこの街のクラブなのだから。
それと一緒にまだまだ生きて行ける事が楽しみで仕方ない。
勝つとか、負けるとかよりも、このクラブと一緒にする冒険を楽しみたいし見届けたい。

そして、ギリギリの行けるところまでそれを楽しみたい。
だから・・プレーオフに出たいし、プレーオフで戦う長崎を見たい。
ついでに、その先も見たいし、J1もACLもCWCも・・見たい。

J1に行く事や国立に行く事が次の物語なのか、今の物語なのかは判らない。
ただ、ぼく等は明日の京都で、物語の次のページをめくる。
そこに書いてある物語は・・きっとチームが描いてくれる。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:21Comments(1)V・V長崎