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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年06月04日

やっぱ、”たー”は凄いな!のはなし。

”たー”こと久留貴昭が創成館高校の監督になったのは2011年からだった。
「やるからには当然狙うのは選手権ですよ。(笑)」
という言葉とは裏腹に現実は本当に大変だったようだ。
まず、サッカー部の部員を集める事から始まった。
リーグ戦で選手は11人キッカリ。
前半と後半でフィールドプレーヤーとGKがそれぞれ入れ替わったりしながらの試合。
それでも「経験者が2人いるんですよ。たいぶ良いですよ」と”たー”は言っていた。

「死にもの狂いで5年やって県内のベスト8ちかくまでいけないと指導者としては厳しい」
と言うのは某有名監督の言葉だ。(小嶺先生ではないよ(笑))

でも、”たー”の置かれた状況を見て、さすがに難しいのではと思っていた。
2011の高総体1回戦敗退。選手権予選も地区予選落ち。
翌年も新人戦予選落ちし、高総体でも1回戦で敗退。
この頃に、会った”たー”はそれでも前向きだった。
「こないだ、●●に1点差だったんですよ。今度観に来て下さい。」
去年の選手権予選は地区予選落ちだったが、あと一歩まで競り合っていた。
年末にその話をすると、「ちょっとずつ前に進んでますから。」

今年の新人戦では地区予選落ち。だが・・高総体でついに1勝をあげた。
平戸は近年、部員不足で苦しんだりしているが、選手権出場経験もある古豪だ。
それに創成館は6-1で勝った。勢いもあったろうが・・凄い事だ。
そして2回戦で敗れはしたが、対戦相手の長崎北は新人戦ベスト4で
毎年、必ず何人か上手い子がいる相手だ。そこに0-1で惜敗。

大健闘だ。

心からたーに「おめでとう」と言いたい。

とは言え、高校サッカーほど乱高下の激しいものはない。
きっと、今後楽になる訳でもないだろう。高総体が出来た事が出来なくなったりもするだろう。
それでも、きっと悪戦苦闘しながら進んで行くんだろう。

選手の頃から知っている選手が目の前で指導者として成長していく・・
創成館のたー、国見の堀川、栄二、国体の竹村、福大の福嶋洋、V・VAREN U-18の武男・・
何と楽しい世界。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:39Comments(3)高校・ユース