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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年05月02日

集客についてツラツラ思う ②

スタジアムまでのアクセスが厳しい中で、集客を図るのに手っ取り早いのは駐車場の確保だ。

 現在の県総は工事中で駐車場が殆ど確保出来ていない。
駐車場権購入者と関係者用などの200台ちょっとのみというレベルだ。
元々新県総は陸上競技場だけで観衆が2万人集まるのに駐車場が最大で1200台分しかない。
1200台の車全部に4人乗車でも5,000人分。公園内には他にもサッカー場、野球広場、芝生広場、
公園、体育館、ソフトボール場、ローンズボウル場、補助競技場・・
フル稼働した日にはどうなるのか設計段階の構想を伺いたい要素満載だ。

 ただでさえ、足りない状況に加えて、プロ興行最大の難関である「公園法」がある。
公園法は皆が平等に公園を利用する為の法律である。
例えば、売店を一箇所に集めて机や椅子を置いて来場者に快適に飲食して貰いたくても、
「他の公園利用者の通行の妨げになる可能性があるので却下!」だ。
現在、飲食ブースに机や椅子の類が置けないのはその為だ。

 現在、クラブが試合当日に公園内で確保している駐車場は30%にも満たない。
残り70%は空いていても利用できない。
公園にフラリと来た人が停められるようにV・ファーレンの客はお断りされるのだ。
でも、国体本番の時は特例で国体のみで占有するのだそうだ。
国体の為だけの競技場ではあるまいに・・。
V・ファーレンだけを優遇出来ないのは充分理解出来る。
でも試合を見に来るのは長崎県民であったりする。
例えば・・偶然1000台の車に分乗した4,000人が
芝生広場に遊びに来るというアバンギャルドな状況になった時に、
公園法を適用して800台の車を入れさせないだろうか?俺の言うのは極論だけど、
「イザという時や万が一の時に備えて万の内9999や日常を不便にする」
事もあると言うのは頭に入れておいてほしい。

 んで、この公園法と県総の駐車場の占有問題は直ぐに対処出来る事ではない。
なので最後にとりあえず出来る可能性のある方法を幾つか列挙する。

・有料駐車場マップを作り配布する。(現在、支援会で提案・検討中)
 つい忘れがちになるのだが駐車場券は1シーズン2万円である。
つまり1試合1,000円弱で有料なのだ。ならば近隣の有料駐車場を使うのに何を気にする事があるか?
これを地図化して配布するのも案外手ではないか?

・シャトルバスのルートを増やす。
 バスで長崎市や佐世保市から行こうとすると地元民すら調べないと判らない。
判らないから面倒だ。面倒だから行かない。
この思考を打破するにはやはりそれぞれの地区からバスを出す必要性がある。
とは言え、バスの手配には明らかに金が掛かり採算性の問題も残る。

・近隣の民間企業に借りる。
 近隣の駐車場を持つスーパーなどに借りるという真っ当な方法。
幾つかのJチームがやっているが、これは事故処理やスーパーの客の駐車スペースの確保など
クラブと企業間で取り決めなければならない事が多い。
クラブスタッフも色んな所に回っているが一朝一夕にこれは増えない。
皆で出来る事は知り合いの近隣の駐車場を持つ企業などに口利きしたりする程度だろう。

・歩くメリットを作る。
 これも道交法やらあって直ぐには出来ない。
が歩行ルートに歩くだけの価値があれば徒歩で向う人も増えるだろう。
現在の歩行ルートは街灯も無い場所があり、痴漢注意の張り紙もあったりする。
明るく、露天が並び、休息所もあれば理想だが・・民家を隣接する場所なので難しい。

4つほどあげたが、どれも解決策には程遠い。
恐らく、この駐車場問題は当分V・VARENの集客問題を語る上で圧し掛かる問題だと思う。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(0)V・V長崎