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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年04月30日

2013 J2 第11節 愛媛vs.長崎のこと

他のJ2が28日に試合の中、唯一の29日の試合。
他の結果が出ているんだけど・・長崎、負けても5位とかどこの強豪だ?!
開幕以来の好調で周囲を驚かせている我々だが何の事はない、1番ビビっているのは俺達だ。
(急にこういうキャラが活躍しだすと不吉だ。死亡フラグではないか?)
などとチーム創設以来初のポジティブな驚きを経験し、皆は軽くパニック中だ。

いや、シーズン前のチーム作りを見てある程度の自信はみんな持っていた。
強化部も「やれる」と手応えを口にしていた。だが、それを上回る状況なのだ。
「翔馬や山田達と複数年契約を結ばなきゃ!他チームが取りにくる!」
「どこぞの協会の偉い人が「高木って言っちゃたね」と失言してしまう!」
「俺が育てた!」
と色んな心配をしてしまっている。

そんな強豪としてアウェイ愛媛へと乗り込む。
例によってはち蔵に集合しマイクロバスで出発。今回は20名程度。
愛媛ではスタジアムの構造上、愛媛側のホームゴール裏で車を降り、メイン側を通って、
アウェイゴール裏へ。中々に剛毅な運営だ。
また、スタジアムDJの音響ボリュームが常軌を逸して大きく、
隣の人との会話にも苦労するレベル。味方サポーターの声援とも打ち消し合うという音量。
会場のアチコチで「あんだって?」というドリフの1シーンみたいな状況を生んでいた。

そしてヨルダンで体を盗まれた一平くん。
カメラマンの膝をカックンしたり好き放題だ。
オフィシャルじゃないのにオフィシャル扱いという特権を生かしている。実に羨ましい。
是非、長崎にも来てほしいものだ。

んで、試合。立ち上がりの2得点で勝負はついた。
スロースタートの愛媛に一気に全力でいった長崎の気迫だ。
勢いというのは実に怖いもので、少々の差をあっという間に押し切ってしまう。
2点差をつけた事で、選手は攻められても落ち着いていたし、
高木さんも余裕をもった采配を行う事が出来た。
また、小笠原と高杉の気迫は凄まじく、愛媛が反撃にきた時間帯のチームの支えとなっていた。

愛媛は丁寧にパスをつなぐ良いチームだと思うし、普通にポゼッションは愛媛だった。
でも、決定力を欠いた上にセオリーを崩す個の怖さが足りなかったと思う。
2011年くらいの長崎がやはり、綺麗につなぐが怖さが足りないと評された。
やはりつなぐサッカーは開花するのに時間もかかるし、
特に最後の怖さというパーツを埋めるのは容易くないのだろう。
そういう意味で力が上だけど途上の愛媛を、
力は劣るけど勢いとセオリーを崩す怖さを持つ個が際立った長崎が押し切ったんだと思う。
その後はバスに乗って温泉に入り長崎へ。



愛する家族から離れて一人で来ていた親和銀行勤務の門司友成さんは試合中もスパークしまくり
「心から愛する妻にもこの試合を見せたかった。」
「長崎の試合は素晴らしいですね、娘の笑顔には及ばないけれど。」
「山田の頑張りは、私の息子である峻に匹敵しますね。」
と語り続け、最後は
「それでは、アウェイ状態のマイホームに帰ります」と名残惜しそうにバスを降りていった。

その後、3時頃に長崎に到着し解散。4時間ほど寝てすぐ仕事。勝った日の疲れはだいぶ軽い。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:59Comments(0)V・V長崎