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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年04月03日

集客の話

立ち見の観客まで出て、リーグからも
「もっとちゃんと集計したら?もっといたはずだよ」
と逆注意を受けてしまったとか、しまわないとか噂されたほどのJ2開幕戦。
その後、富山戦は2,000人、鳥取戦は2,500人。
周囲から見れば驚くほどの減少具合なこの集客について今日はちょっと書こう。

まず、ガンバ戦を基準で考えては駄目だと言う事。
ガンバ戦は複数のイレギュラー的な要素が多く、集客に有利だった事は記しておく。
①長崎県初のプロチームのホーム開幕戦。
②2年間改修中で使えなかった新県総のコケラ落とし。
③相手が現役代表選手を擁する分かり易いガンバ大阪。

特に③は大きかった。県総改修で2年ほど長崎ではあってないが
元々長崎では毎年天皇杯のJチーム同士の対戦が組まれており、
その試合では常に8000〜1万人以上が入場していた。
サッカー所などと言う気はない。単にメジャー所なら試合を観に行くのだ。
開幕戦は天候にも恵まれたし、①の理由でメディアも取り上げまくっていた。

これに対して次の富山戦はどうか?
①は落ち着いてきたために露出が減った。②も落ち着いた。
③に関してはガンバの名前にはどうしても劣る。
そして・・雨が前夜から降っていた。

J2の昨年の平均観客動員は6,000人台。
それもJ1から落ちてきたメジャーチームが8,000とか10000万人1万人(壮大な誤記をしておりました。指摘ありがとうございました。)を動員して押し上げたもので
長崎と同じく人口100〜120万人台の都市は3,000人台だったりする。
無論、例外はあるが、例外は珍しいから例外なのだ。例外を簡単に考えちゃいけない。
富山戦の2000人というのは充分にありえる数字なのだ。

そして、鳥取戦の2500人という数字は長崎においては
雨による人出の影響は500人程度でしかない事を意味する。
パーセンテージにすると20%。非常に妥当な数字だ。

つまり、今の長崎は2000人の熱心なファンがついており、
そこから上は
「条件が揃ったら観戦に行こう」
「関心はあるけれど、キッカケがないと行かない」
「応援しているけど、毎回は行かない」
と言った俗に言うライト層が必要と言う事だ。

パレートの法則みたいなもんだな。

とは言え、「法則通りだ。学問凄いな」で終わる訳にはいかない。
原則、Jチームの経営計画は5,000人動員をベースに立てられている。
マイナス3000人の現状をを何とかしないとならない。

その辺の事を次回は書いてみようと思う。
とは言え、年度末で経理は鬼の如く忙しくて、書ける時間があるかどうかは判らないが・・。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:09Comments(1)V・V長崎