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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年11月23日

退任に揺れた3日間

この数日は多分、これまでの人生で一番激動で一番無茶苦茶な日になった。
沢山の人に会い、沢山の人と話し、沢山の人と揉めて、沢山の人と泣いた。
多分、こんな状況はもう少し続く。

色々な話を聞いて決めたのは
J昇格を約束通り達成してくれた佐野達監督への感謝と3年間の労い、
そしてプロとして失態を犯したクラブへの抗議。
V・VAREN長崎はこれからも長崎にあり、これからも一緒に戦っていかなければならない。
だからこそ、言うべき事は言わねばならない。
今日のセレモニーへ向けたダンマクは
「佐野ナガサキ」
「プロの責任」
そして、全力での佐野コールだった。

クラブの打ち出した方針が正しいか正しくないかは今は判らない。
クラブにはクラブの方針があり、選手、監督にもそれぞれの方針や理念がある。
それを合意させるのが”契約”であり、それを高いレベルで実践する職業がプロだ。
だから、正しい、正しくないの二元論で語るべきではないし、
可愛そうだとかの感情論で語るべきではない。

誰もクラブを壊そうとはしていない。
誰も自分の為だけに動いてはいない。

ただ、その中でクラブは明らかに空気を読み違え、
手順や準備を間違えて、その後の対応でも全て後手に回った。
その為に事態を次々と悪化させ、手が付けられない状況になった。
相手もどうこうは関係ない。
相手がどうだろうと常にクラブは正々堂々とあらねばならない。
たらればを言った所で仕方がない。

長崎は大きな傷を負った。この傷は多分・・消えない。
昇格の喜びは2日で消え、日を追う毎に傷は深くなっている。
そして次の嵐がやってこようとしている。

その果てに何があるのかは判らない。
だが、それでもV・VAREN長崎は続いて行く。
いや、続いていかなければならない。
それが今、守らなければならないたった一つの事なのだから。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:27Comments(0)V・V長崎