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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年11月05日

2012JFL31節 長崎vsMIOのこと

前日に3位のSAGAWAが負けて2位確定とかになったが、個人的には余りに気にしないいつもの週末。
前夜、世話になりまくっている大山さんに車を借りて荷物を積み、翌朝早くから佐世保へ向う。

V-istの出店準備をしながら色んな人と「早く決めてしまって楽になりたいね」的な会話。
この日の試合は選手権県予選と重なっている為に集客は厳しいと思ったが・・3,000人超。
支援会でアンケートをとっていたので判るのだが、通常の佐世保開催に比べて県北在住者が多い。
長崎市在住者に匹敵する数だった。やはり優勝がかかっているのが大きいようだ。

佐世保のピッチはこんな具合。



もうある意味で定番のクオリティだ。これも個性と捉えよう。うん・・。

さて、試合。









長崎は前半からチャンスを作って攻めていたが、試合を通して見ればMIOペースだった。
「引いて数で守って速攻」というMIO。攻めながら点の取れない長崎。
どっちが目指す試合展開だった?と問われれば答えは簡単だ。
長崎の選手は個々の動きは悪くないんだけど、連携なんかにやっぱ硬さがあった。
後半、ようやくペース掴んで攻めるもMIOが先制というMIOの理想通りの展開。
正直、佐野さんは0-0であっても残り10分位まで引っ張って、
アリで一気に逃げ切れると踏んだんだろうけど、この失点で後手に回ってしまい・・
アリ投入→得点の必勝パターンでドローに終わった。何とも難しい試合だったなと思う。









シーズン終盤に来てチームとしてのプラスアルファが無くなって来たのは感じる。
怪我、疲労、プレッシャー、相手のスカウティング・・色々あるだろうが、
現在のやり方で押し切るのか、それとももう一つ引き出しを開けるのか・・開けられるのか?
ここで殻を破って引き出しを開ける事が出来たら最高だなっと。

豪雨の為に予定していた支援会での清掃は中止。初めて選手が参加予定だっただけに残念。
せめて参加者に配布予定だったカードを選手から配ってもらった。

試合後に何人かの選手と少し話をした。
中山の「次、必ず勝ちますから」という言葉と表情に
(あぁ、ムードは悪くないんだな)と思った。
ここ何年も9月に昇格断念をして、目標が曖昧な選手の顔ばかり見る年末だったから・・
目標がハッキリしている事がとても嬉しい。

あと・・今の俺はウルトラも辞めて応援者ではない。
運営やクラブ方針に関わる方に片足突っ込んでいて、支援者に近い。
今も来シーズンやJ入り後を含めた準備や打ち合わせに追われる日々だ。
目先の勝利より、観戦者に満足させる運営を・・なんて思ってしまったりする。
元々が、ゴリゴリのチーム共闘主義者で極端な応援型だったのに・・。

なので、この昇格のかかった試合へも感慨よりも来期への準備に意識が行っていた。
それでも、やっぱりアリが得点し、あと1点とって勝てば優勝という状態になった瞬間に、

不覚にも涙が出そうになった。

まだ、そんな感情をちゃんと残していた自分が嬉しかった。

来週のYSCC戦は前々から休みを貰っていた。
そこで俺は何を見るのだろう?何を感じるのだろう?  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:12Comments(0)V・V長崎