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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2011年11月16日

長崎と町田の本当の差は・・

松本、町田、讃岐のJ2加盟申請が通ったらしい。
Jの加盟に関する基準は相変わらず、いい加減なもんだと思うと同時に、町田が認められたと聞いて暗澹たる気分になった。

加盟申請に向けたJ、市との交渉において長崎のフロントが町田フロントに劣る事が証明されたからだ。

町田と長崎のJ加盟の焦点が競技場の問題なのは周知の通りだ。そして今回の町田と去年、一昨年時点の長崎はほぼ同じ状況だった。実際に今年のシーズン開始時点で関係者が
「町田さんは通らないでしょ。あれが通れば長崎が通らなかったのが不公平になる」と口にしている。

だが、町田は通ったつまり長崎が通らなかった本当の原因はスタジアム問題ではなかったと言うことだ。スタジアム問題は交渉や対策次第で打開出来たと言う事だ。

乱暴に言えば長崎は交渉や対案作成でヘタ打ってコケたと言うことだ。

前にも書いたが、長崎は余りにウブだ。世間を優しいお母さんと思っているかのような姿勢が目に付く。

2年前に「かきどまり改修を推進する会」で委員を務めた。
再三クラブから助言を求められた。だが、市とのやりとりに目処がつくと連絡は来なくなり、次に連絡きたのは「何日に陳情書出します。」だった。
市との協議事項などは何も聞いていない。そして、加盟断念。

来年優勝して昇格…その目標へ運営体制含めて準備は着実に進んでいる。
その事は本当に心強く準備は整いつつある。
問題であるスタジアム問題へも対案を複数想定している。
個人的にも問題はないと思っている。

だが、町田加盟承認の報を聞き、「本当に言ってる事が出来るのか?」と言う疑念が浮かぶ。
2度の昇格断念の件で誰が責任を取ったという話は聞かない。全体責任、全員で責任を感じて・・と言えば言葉は綺麗だが、違う見方をすればぬるま湯、全体主義と見る事も可能だろう。正直、この件は本当に難しい問題だったし、個人的に誰がどう頑張っても結論は同じだったようにも思う。

それでも町田と同条件で長崎は通らず、町田は通った。
宮田新体制での失態ではないが、この事実は余りに重い十字架としてのし掛かる。
クラブへの信頼にも関わる。

宮田体制になってクラブは本当に変わりつつある。
最悪の会社が最悪へ向かい続けた過去。現在は最悪の会社がまともな会社への道を進んでいる。
小嶺前社長のようなパワー・カリスマはないが、安定感と人柄でクラブを変えつつある。
だからこそ、その改革スピードを上げなければならない。

大きな案件が終わって一息ついてる暇は無い。
どれだけ準備が整っても肝心の現場力でヘタを打てば意味は無い。
運営の意識改革含めた変革を強く期待したい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 15:55Comments(4)V・V長崎