スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2011年11月08日

長崎県高校選手権決勝「海星vs日大」・・次はないんだよなぁ

日曜は沖縄へ琉球戦を見に行く予定だったのだが事情があって断念。飛行機と宿のキャンセル料で1万超が堪える・・。なので佐世保まで高校サッカー選手権長崎県予選決勝戦を見に行く。

決勝のカードは「海星vs日大」



海星は今季は県新人戦準V、県高総体優勝(九州総体ベスト8、インターハイベスト16)、プリンスリーグ2部で7位。ちなみに昨年の選手権は初戦敗退で苦杯を舐めている。一方の日大は今季、県新人戦2回戦敗退、高総体準V(九州総体ベスト4)、プリンスリーグ1部で9位。県内大会における成績では海星が一歩リード。

ちなみに試合前の光景。



僅か3日前にJFL公式戦が行われた会場・・芝がはげてデコボコピッチにローラーをかけて、穴を砂で埋める。これが長崎の真実。荒れたピッチは長崎のスポーツ行政そのものだ。

会場は海星が全校動員がかけられエライ有様となっている。



決勝戦開始。



海星、日大共に4-2-1-3の激突。共にラインが高くサイドを縦に走らせる・・が・・”らしさ”を海星は出せなかった。



劣悪なピッチを考慮してか・・プレッシャーなのか長いボールをDFの裏目掛けて狙う海星。日大のDFラインを後に下げる意図もあったのだろうが、ボールはゴール前中央に隔たり過ぎて日大のDF陣にことごとく弾き返され裏目に出てしまった。更に日大の攻守の切り替えの早さに完全にペースを握られる。

そして17分、海星DFのミスからボールを奪った日大の20番山本君が得点。更にサイドからファーへのクロスを11番久保田君が決め2-0。この久保田君・・この試合でとにかく効いていた。



ところが後半、海星はハーフタイムに監督の檄があったのか、開き直ったのかサイドを広く使いペースを握る。そして大きな展開から15番の村下君が得点。村下君は1年ながらガンガン仕掛けて大会を通じて目立っていた子だ。これで勢いに乗るかと思われたが・・再び海星はサイドが狭まり得点が奪えない。



それでも日大の運動量が落ちた事で中盤の競り合いを制してペースを握ったが・・その後は海星の運動量も落ちて互いの3トップがカウンターを仕掛けあうような展開になり2-1で試合終了。日大が県代表の座を手に入れた。

ほんの数分前まで2つのチームは何も差は無かった。同じように勝利を信じ、同じように戦った。いや・・今大会を見た限りで言えば個人的には海星の方が実力は上かもと思わせた。でも・・試合終了のホイッスルが鳴った瞬間にコントラストがハッキリとする。

応援メンバー入り乱れて歓喜の日大と、下を向き肩を震わせる海星。



何一つ劣っていないのに、これだけの差が生まれる。これが勝負だ。
これが勝つと言う事、負けると言う事だ。そこには「気持ちを切り替えて」とか「次は」とか存在しない。


勝者が悠然と引き上げていく姿をベンチでどんな思いで彼らは見るのだろう。
負けは悔しい。負けは惨めだ。だからこそ、勝つために研鑽を重ねる。



この日、海星の子達は負ける悔しさを心に刻みつけた。それはきっとこの先の人生の大きな武器になると思う。そして日大の子は勝つ喜びを噛み締め・・この先の大きな自信になるだろう。

海星は新しいチーム作り・・そして日大は選手権が待っている。
次に対戦する時にどちらがこの日得た武器をチームに還元出来ているか・・見てみたい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 02:14Comments(0)高校・ユース