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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2011年06月15日

貞松病院と長崎の負傷選手への待遇の誇らしさ

凄くネガティブっぽい入りだが、最終的に自慢になるので・・



イキナリだが、長崎は僻地だ!

地理的にも政治的、経済的にも、インフラ的にもあらゆる意味で僻地だ。それはフットボールの世界でも変わらない。

Jのチームの6割が大都市圏とその周辺をホームとし、日本サッカー協会もJリーグも東京に本拠を構える以上、関東圏は日本サッカーの中心地である。それは有力国、有力チームがひしめく欧州が国際フットボールの中心であり、日本が僻地であるように。



例えば・・ザッケローニを日本代表を選考する時の事を思い出してほしい。多くの監督に「遠すぎる」と断られている。それは地理以上にフットボールのムーブメントからの距離の事だ。「日本に行くにはフットボールの中心から外れる事を覚悟しないといけない」当時の監督候補の台詞だ。



あるJ関係者から「同じカテゴリなら関東、次いで大都市、次いで地方有力都市のチームを選手は選ぶ」とも聞いた。つまり、九州8県の中で下位に属す長崎県で、琉球のようにお金持ちの後ろ盾がないV・V長崎はハンデを乗り越える加入メリットがないとならないのだ。それはチームムードであったり、県民の支持であったり、目指すフットボールの魅力だったりなのだが・・その一つに選手への対応がある。



フットボーラーと言うのは基本、金で雇われる側なのだが、選手が「自分の為になる」と実感出来る「待遇」や「やりがい」は時に金銭に勝る。



現コンサドーレ札幌のゴン中山は札幌加入の理由を「金額では札幌は真ん中くらいだった。でも、リハビリなど医療設備が1番整っていた。今後の選手生命を考えるとそれは大きかった」と語った。事実、ロアッソは札幌より高額を提示し、ゴンと仲の良い藤田も再三勧誘したが・・獲得出来なかった。



さて・・ここで長崎だ!
長崎のゴン・・中山悟志はJFL第11節の佐川印刷戦で負傷し手術した。現在リハビリ中だ。だが・・ここに既に長崎が誇るべきものがある!



大村貞松病院はV・VAREN長崎の医療を請け負っている。

この貞松病院の某スタッフさんはクラブ創設時に自分がチームドクターをやる為に病院を移ってきた人でとても熱心な名医だ。

そして、今回、中山のリハビリの為に大村貞松病院は新しく機器を導入した。

無論、今後必要という考えのもとでの導入だろうが、中山の為にいち早く導入した対応は素晴らしい!!現段階では中山専用に高額な機器を導入してくれたのだ!
スポーツリハビリに定評がある同病院の面目躍如だ!



病院側も決して大声で触れ回るような真似はしないが・・これほど手厚く選手をサポートする体制が長崎にはある!



この素晴らしいサポート体制に感謝すると共に、今後も是非継続していってもらいたい。

どうだ!すげぇだろ!

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:13Comments(0)V・V長崎