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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2011年06月09日

神の行方

先日、長崎新聞が通常誌面以外に高総体用の2部を発行していた。



そこをツラツラと見ていると・・・神の近影が。
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そろそろ「神(八戸)を知らない子供達」とでも言うべき、八戸の伝説的な活躍を知らない世代が増えているのでクラブの語り部として語るならば・・



八戸久寿憲はV・ファーレン初期からの所属選手で大学卒業後、三菱重工長崎にちょっとだけ所属し、その後Jリーグを目指すべく活動を本格化させ始めた有明SC(後のV・ファーレン長崎)に入り、県リーグ、九州各県決勝大会、九州リーグ、地域決勝、JFLと3つのリーグ、2つのエポックメイキングな大会に出場。

天然系のネタキャラムードをプンプン漂わせながらも、予想を上回る実力と、結構凄い経歴と裏腹に低姿勢な態度、ボ~っとしてるようで計算高いという不思議な選手で、やたらと愛された。



そんな八戸は08年の地域決勝大会で、それまでリーグでも1度も出ていないのに何故か最終戦にサブメンバー入り。本人も登録されるなんて思っておらず前夜はアリの部屋でグダグダ過ごしていたりしたのに・・0-0の展開で何故か投入され・・登場してファーストタッチで決勝ゴールを決めて、関係者全てを嬉し泣き笑いをさせ、数多くの人に「天然キャラにはかなわねぇよ」と言わせた男だ。

この一撃は以来「神の一撃!」「石垣の(超個人的)奇跡」と呼ばれ、以来、八戸は神と呼ばれている。そんな神様は現在、長崎総科大サッカー部の監督となっている。

去年末に小嶺先生から話をもらい、前々から指導者になりたいと思っていたので受けたんだそうだ。その後、八戸は色々と忙しくしている。



2月頃に会った時に「痩せた?」と聞いたら「はい!」と言っていたが、最近は大学近辺をよく走っているのを見かける。以前、こんにゃくダイエットに挑戦していた頃よりしまっている。
八戸がどんなチームを作るか楽しみにしたい。



ちなみに、八戸の後輩でやはりV・VARENOBで創設以来のエースだった田上渉が言うには、高校時代に寮長をやっていた八戸はとても厳しく怖かったそうなので、案外スパルタかもしんない。

こないだあった県選手権大学予選では初戦で総科大サッカー部は敗れたが、神様が子羊達を導き・・生徒を指導し、どんなチームを作るか楽しみだ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:06Comments(3)その他フットボール