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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2011年01月03日

年頭と宮尾勇輝用MDP表紙コラム

さて、年が明け新しいシーズンが始まる訳だが、去年の末からず~っと作業やらなにやら継続している関係で・・ちっとも新しいって感じがしない。^^;



なので別に新年の抱負もへったくれもなく、ただただ、今出来る事をコツコツとやって行くと言う・・まるで宮沢賢治の農業に対する取り組みのように自然体だ。うえきさんのようにブラジルへ行く事も坂井君のように婚活に燃える事もなく、ただただ俺は日常をドラマチックに生きたい。



そんな状態なので年頭に気の利いた事もかけなかったりする。



ただ、今月中にはV・VARENの新体制発表もあるだろうし、それまでしか使えないいわゆる時期物のネタを書いていかないとなぁっと思ってPCのファイルを見ていると、去年のオフィシャルマッチデイの表紙用に書いておきながら、使われなかった表紙の文があるのでここに書こうと思う。



去年のオフィシャルマッチデイは3号目くらいから「活躍した選手」「スタメン選手」を表紙にして、それにコラムをくっつけるという方針だった。



以下・・その宮尾勇輝の分だ。





**開始**



 日本サッカー界の父、デビット・クラマーが紹介した英国の格言はフットボールと選手の関係を見事に説明している。
「フットボールは少年を大人に、大人を紳士に育て上げる。」



 宮尾勇輝はセンスを武器に、いつも派手な一発を狙う典型的な点取屋。長崎にやってきて最初の試合では、J1山形相手にダイレクトボレーで初得点を記録。シーズンインしても豪快なミドルシュートでチームのJFL初得点を叩き出す。誰もが昇格したてのV・ファーレンの勢いと宮尾の姿を重ね、期待を高めていった。しかし、その後は中々得点を奪えず、チームの成績も振るわなくなっていく。シーズン終盤・・ホームでの完敗後、彼は人目もはばからずピッチで泣き崩れた。悔しさだけがこみあげる。



 「勢いだけでやっていた」
と振り返るシーズンを終え、宮尾勇輝は少しだけ変わった。
今季初ゴールを決めた試合後のコメントにもそれは表れる。
「メンバーに入れない選手もいる。代表という気持ちでピッチに立つようにしている」



そして、その後にこう続けた。
「1番考えている事はどうやったらヒーローになれるか。目立ちたい、活躍したい!」
少年のような瞳を輝かせ笑った。
紳士になるまで充分に伸びシロをもった宮尾勇輝の冒険はまだまだ終わりそうにない。



**以上**



幾つかのクラブのテストを受けているという話は伝わってきた。



新しい冒険の続きはどこから始まるのだろうか?

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 14:40Comments(1)V・V長崎