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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2010年12月16日

12月14日の支援会会議

さて、14日の火曜日の19:00から支援会の支部会が開かれた。
当日はフロントからも参加予定だったが急用でキャンセルとなり、支部長も所用でどうしても到着がギリギリになると言う。早めに会場へ行き設営開始。



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机を話しやすいように位置替え。
部屋のサイドに置いた机には自由に閲覧してもらう為に、過去に支援会内で行った「ホームタウン情報収集アンケート集計・分析結果」とテスト的に行った「アウェイ観戦者アンケート集計結果」、それに前日に何とか形になった「一般観戦者アンケート集計のみ結果」の資料を配置。時間が近づくにつれてボツボツ人が集まり始める。

19:00から会開始。
参加者は合計で途中合流の会長や支部長入れて29名。普段スタジアムで見る顔、一緒に応援していた顔、ボランティア、サッカー関係者、協賛企業など・・かなり多彩。
一応、会議のスケジュールやら何やら用意していたが、フロントの参加が無くなったので配布中止。フロントに現状を説明出来る範囲で説明してもらおうと思ったが・・。
なので、俺の口から差し障りのない部分で話せる範囲で原状を参加者に説明。



その後、意見交換開始。
現状に関してとにかく多くの人が危機感と不安を感じている。クラブの標榜する事と解雇を含むクラブの行動のギャップ・・そして説明の無さにクラブとの信頼関係が大きく揺らいでいる。サポーター、協賛企業、ボランティア・・それぞれがそれぞれの立場でクラブとの関係に「臨界点」を迎えている。



「チラシ配布やポスター貼り、イベント開催・・協力したい気持ちはある。だが、今のクラブの姿勢では協力するモチベーションが湧かない。」



この言葉が色んな気持ちを代弁していた。



別に支援会が率先して何かをやろうと言うつもりはない。
長崎を応援する人にアイデアも出すし、「こんなのどうでしょう」と提案もするが、応援する人、V・VARENで何かをやりたい人が提案する事を遡上に乗せる・・。
個人個人では中々出来ない事やら企画やらアイデアがある。だが支援会という集団に提案する事で可能になる事もあるんじゃないだろうか?



支援会は単なる箱。
その箱の中に個人のアイデア、意見を入れて、箱の中にいる人たちがそれぞれ独自に、自由に協力して意見を企画に変える。もちろん、賛同を得られない意見もあるだろう。だがその企画がクラブに提言されたり、実践されたりもする・・そんな入れ物だ。



個人的にはそう思っている。



それはフロントの仕事。そういう人もいるだろう。
建前論では確かにそうだ。だが、そうやって6年たってフロントはその仕事まで手が回っているだろうか?このまま「ダメだ、ダメだ」と言ってるだけで状況は必ず良くなるんだろうか?

クラブ経営は会社経営の中でも恐ろしく難度が高い。
世界中のクラブでずっと安定経営の黒字チームは存在しない。現在、比較的優良経営とされるドイツのチームでも実際は一部トップチームがメディア展開など成功で潤ってるだけで半数以上が苦しい経営だ。J2に相当する2部はもっとひどい。収支トントンで何とかやってますが優良とされるレベルだ。日本のJクラブで黒字経営は浦和ぐらいで。それも浦和はここ5年程度だけでみた場合であり、過去の累積を考えると大赤字だ。



そういう難度の高いクラブ経営を少しでも軽減させようと、Jの大半のクラブでは支援会がやっているような活動がファン主導・共同で行われている。



やれる事をやってやってみようと思う。



とりあえず、今回の会でハッキリとしたのが余りにクラブとファンの対話が少ない事だ。
対話が無いからファンが求める物とクラブが提供する物にズレが生まれる。ズレがあるから不信が生まれる。不信があるから誤解が生まれる。対話をした結果、「ダメだ」と思ったのなら互いに別々の道を進めば良い。だが、対話も無しに別々の道に進むのは余りに非合理的だ。



近日中に議事録を作成して支部長と共にクラブに提出に行く。その場で会であがった内容や対話不足の件をハッキリ伝え、至急の対処をお願いする予定だ。



まず、それが無ければ何も始められれない。それ位に今、色んな物が揺らいでいる。



次回の支援会は1月11日(火)を予定。
第1会は支援会の説明や初顔合わせもあって、具体的な行動についての話まで至らなかったが次回はしっかり「これやります」と決められると思う。



まずは、クラブに対してしっかりと年内に対処をしてもらえるようにする・・それが第一歩だ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:17Comments(0)V・V長崎