2010年09月21日
日常に潜む脅威とモロハラバースデー
さて、明日は、僕の腎臓造影検査の日ULTRAでよくスネアを叩いているモロハラさんの誕生日だ。
去年のモロハラさんの誕生日の話題はココ。
勿論、今年もプレゼントは用意している。
こないだの島原の試合でモロハラさんに
「誕生日っしょ、プレゼントありますよ!」と親しげに満面の笑顔で言うと、モロハラさんは、会社に借金取りが来た時に破産寸前社員が(もうウンザリだよ、勘弁してくれよ)と言うような感じの目をして、「えぇ、はぁ。」と反応した。
俗に言う「死んだ魚の目」と言うのだろう。
去年は釣具のポイントで貰った帽子に「いつまでも一緒に釣ろうね」「スネア頑張ってね」とマジックでメッセージを書いてプレゼントしたが・・今年は違う。モロハラさんの事を真に大切に思えばこその心を込めた贈り物だ。シャディは一冊の百貨店♪だ。
6月頃、モロハラさんは仕事にかこつけて女の子に会いに行っている、頑張って働いている時に蜂に刺されてしまった。激痛でその時はうずくまり、倒れこんでしまったと言う。蜂に2度刺されたら死ぬと聞いた。以来、モロハラさんは蜂に対して異様なまでの憎悪と嫌悪、そして恐怖心を抱いており、蜂らしき飛行隊を見つけると過剰に反応する。
そんなモロハラさんの心の重荷を解いてあげたい。救ってあげたい。
守ってあげたい・・そうだ。
So, you don't have to worry, worry. 守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから 'Cause I love you, 'Cause I love you.
そこでプレゼントは「ハチ・アブダブルジェット!!」
7m先まで噴射可能な頼もしさ。巣ごと退治もOK!廃棄楽々エコキャップを採用しており、地球環境に優しい元シーシェパードのモロハラさんもニッコリ満足。
これしかない!
せっかくなのでモロハラさんへバースデーメッセージとして自作ポエム付きで贈る。
「恋の弓矢に刺されても、ハチに刺されちゃいけないよ!」
島原でモロハラさんにプレゼントするととても喜んでくれた。「これでビービーズだって怖くない!」とブツブツ呟いていた。大切に使って欲しい。
ところが、この後試合が始まり、いつものように俺がバスドラを叩いていると、急に田中さんが俺を指差し、聖子さんが俺の頭を下げさせて、肩のあたりを何度もはたいた。肩から飛んでいった物を速攻で前にいたうえきさんが踏み潰した。
強大な蜂だった。
洒落にならないぜ。
聖子さんは命の恩人だ。蜂は仲間を殺す大量破壊兵器のハチ・アブダブルジェットを持ち込んだ俺に対する敵意を示したのか?ハチを叩き落されながらもリズムは一切崩さなかったので、誰も応援の影でそんな命のやりとりが行われている事に気付かなかっただろう。
モロハラさんはハーフタイムになってから「殺虫剤貸しましょうか?」と言ってきた。
激しく遅い。
裏切られた気分だ。