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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2009年10月26日

09年10月25日 JFL29 びわこ戦とか

例によって試合内容は期間限定をどうぞ。こっちは感想とか観戦記とか。



試合が34試合もあって大半の試合に顔を出すような暮らしをしていると財政破綻者も続出するし、足の手配なんて各自好き勝手のグダグダ状態なので・・今回は一端、長崎市から佐世保市へ移動して滋賀が向かうというトランジットなアウェイ。



我々は22:00頃に出発しひたすら夜の高速を走る。
長崎からどこへ行くにも高速の景色は同じなので・・もう見飽きる。



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朝方に滋賀着。何故か隣の野球場の関係者が、JFLの試合会場の競技場目の前に車をガンガンに停め、逆にサポーターの車に「あっちに行け」と言う最早ノールールな状態。そんな中で駐車場を確保し荷物を降ろしていると諸原さん達が着。その後、開門を待つ間、やってきたタイ帰りの人や小嶺社長のお兄さんとアレコレ話しながら待つ。

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開門は11:30。でも子供サッカー教室があっている。



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(赤矢印の所に長崎の選手)
その為にV・ファーレンの選手もアップ出来ずに困るというアバンギャルドな展開。1時間前位になってようやく撤収してアップ開始。



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今回はダンマクの掲示位置が特殊な指示だったので掲示に苦労する。



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んで・・試合開始。
天皇杯でのマリノス戦での鳴り物系の評価を考えたのでバスドラでガンガンに打ち鳴らす。試合後、洋嗣さんから「今日は良かった」と言ってもらえた。



まぁ・・試合はね、完敗だ。言い訳ゼロの。勝てる要素のない。



試合後に「戦い抜いたのなら胸を張れ!俺らも胸を張って迎えるけん!」と叫んだ。
少なくとも俺はこの試合の応援で一切の出し惜しみはない。
いい歳したおっさんが手の皮をブチブチ切って、帰りの右手の握力が落ちる位バスドラを叩いた。汗だらけで格好なんてどうでも良いとひたすら情念込めて叩いた。
だから、試合後に下は向かなかった。胸張って迎えた。



この試合を見た長崎人がもどかしかったのは・・
「ハート」より「綺麗」が優先されているような選手がいた事だ。



長崎の選手は上手い。多分、リーグでも上位だ。
長崎は「自分達の戦い方が出来れば、自分達が頑張れば、自分達の力を出せれば・・簡単に負けない」。でも、自分達の力を出し切るって事が一番大事だ。



昨日の試合、「びわこ相手なら普通にやれば負ける訳はない」っと受けて立つ気持ちだった選手はいないだろうか?チャンスを1度逃せば勝利の可能性がなくなるかもしれない程、厳しい試合と覚悟していた選手ばかりだろうか?
ならば何故、ゴール前で細かい足技でトリッキーにかわそうとしたんだろう?
何故、強引に自らシュートを打たなかったのだろう?



「シュートを打たないんじゃない、打つ気がないんじゃ?」
あるサポーターの言葉だ。聞いて皆が納得してしまったのが悲しい。

J昇格を断念した今、4位に入る意味は本来無い。
降格の危険もない長崎のシーズンは事実上終わったとも言えるかもしれない。



でも、4位と言うのは長崎の意地だ。誇りだ。
昇格だとかJだとか経営とか、そんな物よりずっと大事な長崎の誇りだ。
「貧しても鈍しない」、「朱に交わっても朱に染まらない」。
長崎の人間達は「長崎の為に頑張りたい」とシーズン前に口を揃えた。
昇格は出来なくても昇格出来る力の長崎。
俺たちに残った今年最後の誇りだ。



誇りは守らねばならない。
誇りは簡単に守れる程安くない。
戦いぬけ!



そういう事だ。



その後、近所の昔ながらの風呂屋に行き、風呂上りの牛乳を飲み、三木SAで飯を食べ・・ひたすら夜の高速を走って帰宅した。長崎市についたのは6:30だった。帰宅すると嫁が朝飯を作っていた。



また1週間が始まる

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:57Comments(0)V・V長崎