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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2009年07月18日

国体成年男子について

去年、県協会は結構ギリギリまで国体の成年男子のメンバーを発表しなかった。
対戦相手に情報を与えないっという面もあったらしい。だから、国体に関する情報を出すのを今年は出来るだけ避けてきた。



今日長崎成年男子は佐賀との初戦で3-2で逆転負け。



最後に少しだけ書いてみようと思う。



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国体は当初、27名が選出された。
この時点で監督はV・VARENサッカースクールの前田さん。とは言え、これは登録上の事で実際は05年からと変わらずV・VARENの岩本さんが指揮を執る予定となっていた。選出されたメンバーの基本はV・VAREN長崎のアマチュア契約選手と重工。そして県リーグから。この県リーグからの選出と言うのは、実際とても大事だったりする。



例えば、昨年の国体代表には久しぶりに県リーグから1人選手が選ばれた。当時MD長崎にいた西尾幸太郎だ。彼を選出した理由を岩本さんは、

「県リーグだろうと頑張っている奴、力のある奴は上でやれる、報われるって希望を与えたい」と言っていた。この後、国体代表は宮崎でサブ除いて全てホンダロックで構成される宮崎と凄まじい試合をしてPK戦で散る。この試合で九州のトップレベルを体感した西尾は「上でやりたい」っと今年、重工入りしレギュラーとして奮闘している。メンバー登録はギリギリの16名だが、今年も県リーグから一人選ばれていると言う。



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今年の国体代表は結構波乱万丈だったりする。



まず、事実上の監督の筈だった岩本さんが国体代表始動直後にV・VARENの現場に復帰となってしまった。その後、監督代行となった事で完全に国体から退かねばならなくなる。後任には植木総司さんが着く事になった。



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そして、今年は天気に祟られた。
国体の場合、6月後半から週に2回程度全体練習を行うのだが、その日に限って大雨となった。チーム作りをする上で大きな痛手となった。



去年もチーム立ち上げ当初は重工の選手以外は体を絞りきれていない選手もいて、当初は徹底的な走りこみをさせていたのだが、今年はそれが大きく遅れた。
それでも元鳥栖のGKで現諫早在住の山口さんが半スタッフ的に練習を見てくれたりして「長崎セレソン」らしい感じになっていたと思う。



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全体練習が中々出来なかったので総司さんは基本のサイド攻撃パターンとセットプレイの練習に力を入れた。効率的な強化方法だと思う。



GKは哲が務めるだろう。
DFは重工の林田を中心。中盤では小田幸司、幸野屋敏行が攻撃の起点。
FWは平田と阿部、佐藤陽介あたり。そしてボランチだろうが、DFだろうが重工の安部がチームのバランスを担う事になる。税所はポイントを突く時に起用されるんじゃないだろうか・・。



小田幸二は相変わらず良い攻撃センスをしている。綺麗なボールを蹴っていた。
V・VARENでは目立たないが、こういう場に来ると幸野屋も技術がズ抜けているのが判る。阿部ちゃんは1ランクレベルが高い感じがした。



それぞれが自分個別の目標の為に存分に国体の場を利用し、その上で2年ぶりの国体本大会出場を勝ち取って欲しかったな。



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あとSenji君所のミフゥーが初めて夜の諫早サッカー場を経験した。
前にここで観ていた時は小3の姉、美桜ちゃんが 小学生に上がる前。



でも、やっぱりここは何か落ち着く。色んな物を思い出す。原点で座標軸だな。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:18Comments(0)その他フットボール