2009年04月06日
俺達のホームが泣いている
まず、試合の事は書かない。見たい人はここをどうぞ。
それ以外のホームゲームの話・・少し耳の痛い事を書く。
きっと、これでまた「文句ばっかり」「現状は綺麗事ではすまない」とアンチ扱いだろうけどね。
視聴率と視聴質は違う。
同じ視聴率10パーセントの番組でも視聴者が見ようとチャンネルを合わせて見た番組と、点けっ放しにしてる間に流れた天気予報では視聴率は同じでも質が違う。
同じ事は観客動員と顧客満足度にも言える。
5,000人の観客動員がっても、満足度が低ければ次回は半減する。
3000人であっても満足度が高ければ彼らはリピーターとなる。
V・ファーレン長崎は観客動員の数字が今一つだ。
それは天候が最大の理由だが、それでも問いたい。
雨の中で駆けつけた観客の満足度はどうだったか?今日の観客の満足度はどうだったか?
試合内容や結果は水物だ。こればかりはどうしようもない。
しかし、それ以外の面ではどうだったか?
開幕のシャトルバスは長崎駅からだった。しかも30人が集まらないと中止。
「30人集まらないで中止なら観戦やめよう」そう思う人は何人いるだろう?
島原地区・県北地区からの客はどうするのだろう?
車がない学生は雨の中で歩くのだろうか?
俺が県北や島原地区の車のない学生なら絶対行かない。
雨の中で服の裾を濡らしながら諫早駅まで歩く・・それも子供連れだったりしたら?
俺が普通の観客なら絶対に行かない。
せめて、最寄のJR諫早駅から競技場まで(出来れば無料の)シャトルバスは手配すべきだった。
ホーム開幕戦と通常のホームゲームに違いはあったろうか?
ホーム開幕戦は1年に1度だけだ。
大抵のクラブチームはホーム開幕をこぞって「シーズンスタート」と位置づけ盛り上げる。ホーム開幕限定グッズを売り出したり配布する。
日本代表は袋に代表エンブレムの入った使い捨てカイロやレインポンチョを配布する。天皇杯ですら去年は限定ピンパッジや携帯クリーナーが配布された。
金がないなら『ニュース発表』でも構わない。
北九州はホーム開幕戦で社長が「新チーム名公募」のニュースを発表した。
小嶺社長がハーフタイムや試合前に直接マイクで抱負を語ったり、ニュースを発表すれば、それがホーム開幕戦観戦者限定の話題となった筈だ。
ペットボトル持ち込み禁止はスムースな”運営”の為の措置だ。
観戦者の快適さで言えばマイナスだ。
Jでは基本ペットボトル禁止だが、運用は各スタジアムバラバラだ。
カシマではキャップを外せば500mlまで持ち込み可能だし、禁止のスタジアムの場合、カップホルダーがついている。県総にそんな物はついていない。
マイナス措置は増えて、プラス措置が増えないなら、顧客満足度は下がるだけ。
常に勝てるチームはない。常に優勝出来るチームはない。
順位や内容は観客動員のプラスアルファだ。
試合運営と同じくらいに、快適な観戦環境の提供が運営の義務だ。
サービスや売店は増えているのに不満を聞かされる事が多いのは何故か?
今のV・VAREN長崎はピッチ内もピッチ外も目的と手段を取り違えている気がする。
現在のV・VAREN長崎の試合運営はJリーグ仕様を満たす事に夢中になり過ぎている。
3000人という観客動員に夢中になって、来た観客の満足度を充足する事は後回しにされている。今の観客の生の声を聞いてみると良い。
その人達はKYUの頃の運営を知っている。今より売店は少なく、サービスも少なかった時代を経験した人達がJFLに上がって不便を感じているのだ。
マッチデープログラムは未だにオフィシャルは存在しない。異様なレベルだ。
イヤーブックはJFLのパンフレットが良く出来てるから要らないそうだ。
今日、配ったメンバー表はホーム開幕戦の長崎新聞の号外の流用だ。
手抜きで客を満足させようとする店は潰れる。
何故、ヴォファモバのトップ画像は未だに石垣島のままなんだ?
必ず来てくれる所中心に招待券を配る・・それは顧客の新規開拓を妨げる行為だ。
事務局の人間達のチームに対する想い、努力、自己犠牲・・全て知っている。
それだけに不平不満を聞くのに耐えない。彼らの働きを知るだけに本当に悔しい!!
俺の長崎のフロントは世界1だ!だからこそ、歯噛みする悔しさだ。
次のホームの試合まで3週間ある。
立て直してもらいたい!