2009年02月01日
09高校新人選決勝
今日は高校新人戦の決勝「長崎工業vs国見高校」を見に行く。
今年の新人戦は天候に恵まれない日が多かったんだけど今日は晴れていて観戦するのも随分と楽だった。
まぁ、試合結果はテレビ中継でもあったので知ってる人も多いだろうけど・・4-0で国見が勝利。国見が随分久しぶりに県内タイトルをゲット。
国見は3-2-3-2。
実際は3バックの前に必ず1人ボランチを置いて、このボランチが効いていた。大会での堅守の軸だったと思う。見方によっては3-1-4-2とも言える布陣だった。FWに2人に中盤前目の3枚の内1枚が上がって攻撃時は3トップに近い形になる。一方の工業は4-2-2-2。でもかなり押し込まれて中々機能しなかった。
今大会の国見はキックオフの時にハーフラインに6名をズラリ横に並べ一気に前線の圧力で押し込んでいく戦い方をやるんだけど、個を出し過ぎと言うか、展開が小さく、更に中央に攻撃が隔たり過ぎる事で自分達で試合を難しくしている印象があった。正直最初の2点は個が良い動きをした判断をした面が大きく、工業を崩しきった感じはなかった。
ところが後半に入って国見が余裕を見せだすと展開も大きくなって、面白いように工業の守備を切り裂く。一方の工業は特に3点目を取られてからは完全に組み立てが荒くなってしまった。工業は生命線である左サイドからの攻撃が後半は見られなくなり、良い所をほとんど出せずに終った感じ。
左サイドの9番を経由した時は良い攻撃が出来ていたのだけど・・
それでも、波乱要素の強い新人戦らしく波はあるけど、勢いのある大会、試合だったなと。2月の九州新人戦も楽しみだ。