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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2008年11月03日

高校選手権長崎予選準決勝

V・VAREN長崎が広島の吉田町でドラゴン久保のいる広島とTMをやっている頃、
俺は県総出で高校選手権の準決勝を観戦。



第1試合「海星高校vs島原商業」。
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海星はチーム全体でまとまって、島商の攻撃をキッチリしのいで押されながらも先制。
島商は10番の佐藤君と7番の土本君で右サイドからグイグイ攻め、先制された1分後に土本君が角度のない所から決め同点。1-1で前半終わり。

後半、海星がサイドのケアをしっかり打ち出してくると島商はやや手詰まりに。
逆に海星が右から入れた早く低いクロスを島商DFが足をすべらせクリアミス。そのまま決めて2-1で終了。島商は攻撃のオプションが少なかったというか、攻撃にあと一手、選手か攻撃パターンがあれば・・っという感じ。右サイドの土本は去年も思ったけど良い感じでした。



003



そして事実上の決勝戦と言われ両チーム共に気迫十分の国見vs日大
国見はDF野地と飛永が日大のエース岩永と前田を徹底マンマーク。
CBに近い位置の国見ボランチ日向が日大のもう1人のエース深町とマッチアップ。

この日大の3人が流動的に位置を変えるんでマンマークの国見DFが結構揺さ振られ、結果的にこれが響いて2点を奪われる。野地君がマークを外して攻撃参加し、戸惑う日大をドリブル突破し1点返したように、前半の徹底マンマーク策は失敗だったかも・・。

後半、国見は怪我で今大会出番の少なかったエースの濱中を投入。徹底マンマークもやめる。投入直後イキナリドリブルで突破を図り2~3人を抜き去る等、国見がペースを掴むかと思われたが、前がかりになってマークの緩くなった間隙を縫って日大岩永の思い切りの良いシュートで3-1。徹底マンマークを辞めた時の意識の切り替えが少しズレたか・・。



そこから国見はこれまで怪我で出場の無かった超大型FW高橋を投入。
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多分・・今大会初の10番濱中と23番高橋の揃い踏み。
2大エースの投入で攻撃の圧力が段違いになった国見が日大を攻めるも日大は献身的な守備で凌ぐ。それでも国見が得点し3-2。
この辺りから完全に攻める国見、カウンターの日大の展開に。

そして、最後まで凌いだ日大が辛くも逃げ切る。
事実上の決勝戦と言われた前評判に違わぬ内容の試合を見せ、日大が決勝進出。
ついに国見は今季無冠でシーズンを終える。
正直、国見の2人のエースが最初から出ていればどうなったかは判らない。
それほど、濱中、高橋は両チーム通じて抜けていた。特に濱中のボールタッチの柔らかさは圧巻だった。それでも、最後にその猛攻を凌いだ日大の強さも本物だと思う。

これまでと違い、今年の国見は心の底からチャレンジャーの意識で挑んでいた。
それを弾き返した日大、そして、個で飛びぬけた選手が少ない中でチームとしての総合力で勝ち進んできた海星。



来週の決勝戦が楽しみだ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:23Comments(0)その他フットボール