2008年04月21日
絆
ホーム開幕戦には関東から2人の仲間が駆けつけた。
松本君とは多分試合で2~3回。練習場で1回。
三宅君とは試合で1度遭っただけ。それでもその時の印象が強く、本気で一緒に戦った仲だから、すぐに仲間になっていた。そうして、遭ってもすぐに遠慮もなく冗談を言い合い、熱く語り合い、飲んで、笑って、戦って・・。
その松本君が土産代わりにと運んできたのが、コレ。
青のレザーには星と共に「Pachanguero」の文字。
他にも色んなデザインでULTRAみんなに打ち込んできた。
シルバーのペンダントトップは特別に俺に打ち込んでくれたのだと言う。
彼の記憶を残す小さな手伝いをしただけだが・・それに対する彼の応え。
その想いが嬉しかった。
俺が仲間に寄せる想いと同様に彼も俺らに想いを寄せてくれる。
それは距離やら回数やら時間やらではない。
金を出せば何でも買えるだろう。
でも、その中でUNWEは設立以来「本物」「自分らで作る」に拘ってきた。
だから、俺らへの土産を自ら作ってきた心意気をズドンと感じた。
この土産には魂がある。だから最高に嬉しいし世界で最も俺らにとって価値がある。
俺はこれを身につけてずっと長崎と生きていく。
そして、三宅君は応援しながら込み上げてくるものを抑え切れなかったと言う。
やっぱりだ。
判ってたんだ。
俺らはずっと前から友達だ。