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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2008年01月16日

長文覚悟 新監督と前監督

以下に書く岩本前監督に対する評価、去就に対する文は07年の10月31日にmixiの日記に書いた物を編集して短めにしての掲載です。



まず、岩本前監督の評価を。



短期間で結果を出すタイプではなく、半年近くをかけてジッと地力を蓄えさせて、徐々に力を出して行かせるタイプ。 岩本さんは守備の構築はそれほど得意じゃない。どちらからと言えばチーム全体での攻撃の形を指揮する方が得意。
時間はかかるが確実に自分の考えてる形をチームに植えつける事が出来る。

中盤を重視して、中盤がチームの核となる。
サイドからの攻撃を好み縦へゴリゴリ仕掛けるサイドアタックを理想とする。
ゲーム展開を読んで即座に臨機応変に対応する事には不得意、交替でゲームの流れをこちら側に寄せるのも苦手。
交替は事前に想定していた範囲か、弱いポイントを補強する対処療法的交替、もしくはギャンブル。準備型の監督で先発メンバーの出来が大きなウェイトを占める。

ただし、非常に強い意志を持っていて、自分が選んだメンバーに対して大きな信頼を寄せ、最後までそれを覆さない。これでこだわりすぎて遠回りしたり弱点にもなるが、起用された選手のモチベーションややる気、信頼に対する感謝は察するに余りある。
佐野裕哉があれほど走る選手になったのなんて最たる例。
この選手との抜群の信頼関係が選手に時に能力以上の働きをさせていた。

総じて俺の岩本さんの監督としての評価は
「監督としての才能というか持って生まれた資質は充分。 特に求心力はそうそう見つからない逸材。 ただし、まだ経験が少なく監督としての幅が広くない。」だ。

さらに、チームの05~07という特殊な期間にあっては岩本さん以外ではここまで上手くチームやサポーターを回せなかったと思う。監督であり、強化部であり、広報であり、象徴であり・・と言う風に何役も求められ、何が今自分に求められているかを感覚的に察していた。



去就については、続投させるのならばキチンと報酬を支払い、協力してくれいる長銀にスジを通して義理を果たし、環境、スタッフを揃えて、プロとプロの関係に近い状態で・・プロ監督を迎えるのと同じ感覚で続投させなければズルズルと問題点が置き去りになると思う。それが出来ないのならば一旦、監督から離れた方がと思う。

チームの依存の度合いが取り返しのつかないレベルになる前に。今季前監督はチームの為に仕事を休職し無収入になる程の覚悟をもって指揮をとった。その覚悟と同等の覚悟をチームがくくれないのなら安易な続投は辞めてほしい。

ただし、どういった形であれ前監督とチームの絆を断ち切ってはいけないと思う。
3年間、強化部、広報、象徴として充分な働きを残した点も忘れてはいけない。そういう部分の役割では残留を望む。



・・・まぁ、だいだいこんな感じの事を書いた訳です。もっと長い文で2ヶ月くらい前に。



ほんで新監督の東川さんについて

トップチームでの監督経験がないので何とも言えない面があるのも事実です。
U-18やU-15をずっと見てた人ですし。ただ、愛媛で一年トップチームのコーチ経験があり、Jの中では裕福ではない愛媛での経験があるのは案外大きいと思います。
そういう意味でウチに合いそうです。色々判っているのではと思います。


戦術的な継続性等はまだ不透明ですが、補強選手なんかを見て、過去の東川さんのチームを思い出した上では・・多分、しっかり守って、ボールを奪うと一旦サイドに開いて一気に前線みたいな攻守の切り替えの早いサッカーを目指すんじゃと思います。

人間性では信頼出来る人2人から「大丈夫です」との言葉を貰っているので問題はないでしょう。そういった面で去年のようにチームを完全に0から作り直しという事もなく、案外無難な人事で混乱なくスタート切れそうな予感はします。
今回はちゃんと下調べしららしいので、チームも。

クラブチームには長崎に限らず、そのチーム独特の空気、雰囲気があります。
そういった「長崎らしさ」のような物をまずは早く理解して欲しいし、周囲も理解出来るよう導いて協力してほしい。その上で東川カラーを打ち出して長崎に新しい空気を送りこんでくれればと思います。



まずは20日の合流後からその辺を含めて観て行きたいと思います。



追伸
つかさ・・岩本前監督の総括ってネットで公表したの俺だけ?

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:50Comments(0)V・V長崎